2026/05/23 10:00

あなたの髪が、呼吸できていないかもしれない。

毎日ていねいにケアしているのに、なんだかパサつく。

トリートメントをしても、しっとり感がすぐ消えてしまう。指通りがよくない。そんな悩みを抱えているなら、もしかしたら「皮膜毛」が関係しているかもしれません。

あまり聞き慣れない言葉ですが、実はとても多くの方の髪に起きていること。

今日はそのしくみを、丁寧にほどいていきます。


① 皮膜毛になぜなるの?

皮膜毛とは、髪の表面にシリコンやカチオン界面活性剤などの成分が積み重なり、膜のように覆われた状態のことをいいます。一度でなるわけではなく、毎日のケアの積み重ねのなかで、少しずつ蓄積されていきます。

主な原因となるのは、シリコン配合のトリートメントやコンディショナー、アウトバストリートメント、そしてスタイリング剤です。

これらは使うたびに髪をなめらかにコーティングしてくれる一方で、十分に洗い流されないまま重なっていくと、髪の上に厚い膜を形成していきます。悪者というわけではなく、積み重なりすぎてしまうことが問題なのです。

また、洗浄力の弱いシャンプーや、すすぎが不十分なまま続けるケアも、皮膜を落としきれない原因になります。「やさしく洗っているから大丈夫」と思っていても、やさしすぎることで蓄積が進んでいるケースも少なくありません。

さらに、ヘアカラーやパーマのダメージを補修しようと、重ねづけするトリートメント。

良かれと思って続けているそのルーティンが、知らず知らずのうちに髪を覆っている場合があります。ケアが、ケアの邪魔をしてしまう。少し皮肉ですが、よくあることです。

髪質や生活習慣によって蓄積のしやすさは異なりますが、「ちゃんとケアしているのになぜか改善しない」という感覚は、皮膜が疑われる大切なサインかもしれません。自分の髪の状態を、一度立ち止まって見つめ直すきっかけにしてみてください。


この続きはまた明日

— Nozomi ☺︎